日本国内で出版されたすべての出版物がある「国立国会図書館」にワクワクした!

「国立国会図書館」ご存じでしょうか?

日本国内で出版されたすべての出版物がある場所です。

なんだか敷居が高い限られた人しか利用できない図書館??のようなイメージですが、

10月初旬に東京へ行った時、どんなところなのか?興味があったので・・・

というか、、読みたいマンガがあったんで(~o~)。マンガでも読むことできるのか?試しに行ってみました。



目次

■国立国会図書館とは?

日本の国会議員の調査研究、行政、ならびに日本国民のために奉仕する図書館である。また、納本制度に基づいて、日本国内で出版されたすべての出版物を収集・保存する日本唯一の法定納本図書館である。

国立国会図書館は、日本の立法府である国会に属する国の機関であり、国会の立法行為を補佐することを第一の目的とする議会図書館である。同時に、納本図書館として日本で唯一の国立図書館としての機能を兼ねており、行政・司法の各部門および日本国民に対するサービスも行っている。バーチャル国際典拠ファイルに参加している。

(Wikipediaより)

上記のように日本国民に対するサービスも行っているということで、利用者登録をすることで書庫内資料を無料で利用することが可能な図書館です。

通常の図書館のように、貸し出しはしていないのですが館内での閲覧、複写・プリントアウトのサービスを受けることができます。

施設は、東京本館(東京都千代田区永田町)と本館に隣接した新館、関西館(京都府相楽郡精華町精華台)、国際子ども図書館(東京都台東区上野公園)があります。

公式HP→ http://www.ndl.go.jp/index.html

■利用時間とアクセス

(上記写真はHPより)

入館資格:満18歳以上 ※満18歳未満の方で所蔵資料の利用を希望する場合は、事前にお電話でご相談下さい。

利用時間  ( )内は土曜日

利用者登録の受付  9:30~18:30(16:30)

開館時間※     9:30~19:00(17:00)

資料請求受付※☆  9:30~18:00(16:00)

即日複写の受付  10:00~18:00(16:00)

後日郵送複写の受付☆ 10:00~18:30(16:30)

※古典籍資料室、憲政資料室の資料請求は16:00、開室は17:00まで

☆登録利用者限定のサービス

休館日 日曜日、国民の祝日・休日、年末年始、第3水曜日(資料整理休館日)

アクセス




■館内図

 

専門室はこちら↓

本館2階 第一閲覧室 ノートパソコン等の機器類の使用が可能。電源利用可。

本館3階 第二閲覧室 全席ノートパソコン等の機器類使用不可。携帯電話等は電源オフ。

新館2階 新館閲覧室 ノートパソコン等の機器類の使用が可能。電源利用可。マイクロリーダー(マイクロ資料を閲覧するための機器)はこちらにあります。

 

自習室・会議室等はありません。

食堂・喫茶室等の指定された場所を除き、館内は飲食(ガム・アメ等を含む)禁止。

指定された場所でも、資料を利用しながらの飲食は禁止。

 

食堂・売店・・・本館6階 ( )内は土曜日の営業時間

食堂◆ 11:00~18:00(15:00)

売店   9:30~19:00(17:00)

喫茶室 ( )内は土曜日の営業時間

本館3階  9:30~17:30(16:30)

新館1階◆ 9:30~18:30(16:30)

◆持参したお弁当などが飲食可能な席あり。

 

各階をブラッとしてみましたが、多くの人が利用している2階は天井が高いので広々しています。閲覧席も多く、通路横のソファーで閲覧されている方もありました。専門室階は、地図や憲政資料、古典籍etc、新聞はスポーツ新聞や地方紙までも全て揃っている様子でした。新聞を見る機械?などもあって、初めての館内の雰囲気はとても興味深かったです。

来館したのが2時を過ぎていたの6階の食堂でカレーうどんを食べました♪
食堂は食券を購入してカウンターに出すような昔ながらの食堂という感じでしたが周りに気を遣うこともなく落ち着けました。
売店では、近くにある国会議事堂関連のお土産も売っていました。なかなか面白かったです

■館内利用の流れ

①利用者登録と利用カードの発行

初めて利用する場合は新館の利用者登録カウンターにて必要事項を記入し、「本人確認書類」※を添えて利用者登録を申請します。※本人確認書類とは、氏名・生年月日・住所が記載された公的書類。例:運転免許証、保険証、パスポート、学生証、マイナンバーカード等

窓口に提出後しばらくすると「登録利用カード」を発行してもらえます。

有効期限は、登録日または更新日から3年間。

東京本館・関西館・国際子ども図書館内で使用可。来館時には必ず必要です。

利用者登録も館内利用も全て無料です。

②入館時の注意事項

持ち込み禁止物

B5サイズ以上の不透明な袋物等(カバン、紙袋、封筒等)

カメラ・ビデオ

コピー機・スキャナー

刃物等の危険物(はさみ、カッター等)

その他、資料の保全。館の安全、良好な利用環境の維持等のため、当館が持ち込みを不適切と判断したもの。

 

↑となっています。ほとんどの人がB5サイズ以上のカバンを持っているかと思いますので、ロッカールームが完備されているので、そちらで貴重品と必要なもの以外は預けます(¥100戻ってくるロッカー)。傘も鍵つきの傘立てがあります。

館内に持ち込む物はロッカールームにあるナイロン袋に入れて入館できますが、ナイロン袋が使い捨て出来る普通のもの(持ち手はあった?)なので強度的に弱々しい気がしました。ノートやパソコンなど持ち込む物が多い方は透明であれば大きさは大丈夫そうだったので透明のトートバックのようなものがあれば良いのではないでしょうか?

6階の売店にもそのようなバックが売っていました。

荷物を預けたあとはいよいよ入館です。

入館ゲートに登録利用者カードをタッチすると開きます。

館内はスマホであっても写真撮影が禁止されています。ブログ記事用に館内など撮影出来なかったのが残念でした。

③資料の検索~請求~受取り~返却

資料の検索

館内にはたくさんのパソコンが並んでいます。パソコンの前に座り、資料(書籍等)の検索をします。

利用者端末を使う際にはログインが必要になります。ログイン=利用者カードをカードリーダーにセットし、パスワードを入力します。パスワードは初期パスワードを発行してもらえますのでその後自分用に変更します。

また、検索方法などわからないことがあれば係の方にも聞けるし、説明書も置いてありました。

資料請求

利用者端末から資料請求の手続きをします。(新聞等、紙の請求票で申し込むものもあり)

一度に請求できる点数 図書=3点 雑誌=10点 等

専門室の開架資料、電子情報など請求しなくても閲覧できるものもあり。

 

資料の受取り

請求後、20~30分ほどで「受取り場所」にて資料を受け取ります。

端末で到着を確認してから受け取り場所へ行きます。資料の種類によって「受取り場所」が違います。

図書=図書カウンター(本館2階) 雑誌=雑誌カウンター(新館2階) 等

 

資料の返却

閲覧後は資料を受取ったカウンターにて返却。返却した点数分、次の資料を請求できます。

受取った資料を全て返却するまでは退館できません。(個人への館外への貸し出しはできない

 

資料の複写

複写サービスは有料です。

複写サービスは申し込み方式でセルフコピーはできない。

当日受け取れる即日複写と、後日郵送で受け取る後日郵送複写がある。

電子情報の複写も端末上で作業し、プリントアウトカウンターで申し込むこともできます。

詳しくはHPでご確認下さい→http://www.ndl.go.jp/jp/copy/index.html 

 

■お目当てのマンガは読めたのか?

 

国立国会図書館というお堅そうな図書館で読みたかった本とは、

(*^O^*)↓

「ゆるキャン△」(まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ) あfろ/著  芳文社

 

ブロ友さんの記事にこのマンガの事が書かれてあったのをきっかけに、どんなマンガなのかとても気になりました。

連載中のマンガであること、アニメの放送があること、DVDも出ているらしい。アウトドア系が趣味なおじさん(?)たちに人気のマンガ?

くらいしかわからず、とりあえずは東京に行ったのでのマンガの聖地っぽい池袋のブックオフなら売ってるかな?と行ってみましたが売り切れ(涙)。店員の男の子は「最近人気出てきているマンガですね」と言われていました。

どうやら大判のコミックが1~7巻(2018.10現在)まで出ているようです。

ますます気になりますやん(^_^;) 書店で購入するにはまだあまり内容わからないし・・・

ということで、日本国内で出版されたすべての出版物がある図書館ならあるよね!?と思っての来館でした(^o^)

 

検索の端末機でタイトルを入れると、出てきました~\(^o^)/

図書は一度に3冊までしか請求できないので、1~3巻までを申請。20分もしないうちに受取り場所に到着。空いている席に座ってじっくりと読ませていただきました。

もう1冊読みたいところでしたが行くのが遅かったため、閉館時間もせまってきて中途半端になりそうだったので3巻までで終了~。

図書館から帰ってからも、地元でレンタルコミックとDVDも借りてみました♪

女子高生がキャンプをする姿がゆるく描かれていて、富士山周辺のキャンプ場など実際に存在する場所へ行ってみたいと思わせる内容です。実際に聖地巡礼されているYouTubeもありました。このマンガに関連するグッズなども売り出されているようですが、手に入りにくいものもあってヤフオクでは高値で売り出されているとネットニュースでみました。知っている人には非常に人気なマンガなようです。

とりあえずは7巻まで読み終えましたので満足です(^O^)

 

■まとめ

普通の図書館では読みたい本をこんなにスムーズに手に取れないと思いますが、この国立国会図書館なら書籍はもちろん、マンガであっても雑誌であっても、新聞であっても揃うのが凄いと思います!!ちなみに、最近発売された書籍なども検索してみましたが、ちゃんと表示されていました。その本を同じタイミングで請求している人がいなければ新刊本でも無料ですぐに読めてしまいます!反対に絶版になっている、書店に売っていない本でもきっと読めます!!

ここが自分の家の近くなら毎日でも通いたいくらいです。

家族の生まれた日の新聞をコピーしてくればよかったかな?(コピーは有料です)

まわりには国会議事堂もありました。議員会館や自民党の看板とか、いつもTVで映っている場所にワクワク(^O^) 雨の中ついウロウロしてしまいました。東京観光にはおすすめの場所だと思います。




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