オタクじゃなくても楽しい「中野ブロードウェイ」

春休みの最後の週末に東京に住む長男に会いに、次男と一緒に夜行バスに乗って東京へ行った時の記事です。

４／６（金）早朝に新宿バスターミナルに到着。いつものように朝マックをして時間を潰します。

11時頃長男と待ち合わせ。向かったのはJR中野駅にある「中野ブロードウェイ」

■中野ブロードウェイとは？

JR中野駅北口正面にある「サンモール商店街」を突き当たった場所にある

地下～地上4階にスパーマーケット、ドラッグストア、電化製品店、レストラン、カフェ、ブティック、アニメや漫画本専門店、高級ブランド時計店etc・・・が入っている場所。

住所は、東京都中野区中野５丁目５２　になります。

公式HP→ http://www.nbw.jp/html/access.html#!ja

開業は１９６６年。2016年には50周年を迎えた歴史ある商業地。途中の階には５０年記念のオブジェ？がありました。

「サブカルチャーの聖地」「オタクの楽園」「ポスト秋葉原」とも言われるそうです。

確かに２～４階は低い天井、通路も入り組んでいて迷路のよう。見かける店舗は個性的で独特の雰囲気があります。

昭和時代（１９２６～１９８９年）にタイムスリップしたかのような雰囲気を感じられる場所だともいわれます。

■若い頃の思い出・レトロな雰囲気を味わえる

入ってすぐの所にはメーテルが立っていました。その場所に1歩踏み込んだところから雰囲気が変わります。

「まんだらけ」は漫画の古書やレトロなおもちゃなどのお店で有名かと思いますが、1980年ここ中野ブロードウェイに1号店が開店したようです。ビル内にもテーマごとのお店がたくさんあります。

4階にある「まんだらけ変や」は入り口が鳥居になっています。それをくぐると、レトロなポップカルチャーの聖地が広がっていました。

アニメ・まんが・特撮ヒーローもの（ウルトラマン・オバケのQ太郎・マジンガーZ・仮面ライダー・パーマン・ゲゲゲの鬼太郎・鉄人28号・Drスランプなど）様々なジャンルのヴィンテージグッズの専門店になっています。購入するつもりでなくても見ているだけで思わず「懐かしいぃ～～(>_<)」と声が出てしまいます。

主人が小さい時に集めていたキン肉マンの消しゴムが実家にあって、家に缶に入れたまま残してあるのですがそういうものも売っていました。こちらの↑お店ではキン肉マンのTシャツなども売っていて、今回主人は一緒ではなかったのですが見たらきっと欲しがっただろうなと思います。懐かしいけど新しい魅力的な商品もありました。

他にも小さい時実家にあったよなと思いだすようなミルク缶・洗剤のパッケージ、今でも薬局の店先で見かけるサトちゃん（ゾウのキャラクター）やペコちゃんなどもレトロなままの姿で展示されています。黒ずんでいるけどどこか懐かしい人形とか・・・きりがないくらいたくさん並んでいて、お店ではありますが昭和の博物館に居る感覚でした。

■日本のアニメ・漫画は「文化遺産」

マンガは「ONE PIECE」が大好きで、一時はフィギュアを集めるのに夢中になったこともあって、地元のこういうお店や秋葉原のお店もまわったことがあります。しかし、興味のないものはどこかオタク感があってついていけないなぁ～と感じることもあったりもします（すみません）。

昨今は外国人の観光客や移住者も多いですが、インターネットの普及もあって、日本のアニメやマンガは貴重な文化として世界中で認められています。実際、中野ブロードウェイでも多くの外国人が興味深そうに・楽しそうに商品を見たり購入されていました。

昔は「マンガばかり読むな」と親に言われたこともありましたが、日本のマンガ文化は改めて考えると非常に重要なものなのだなと思います。経済的な効果も大きいです。ここ中野ブロードウェイに来てみて、HPなども読んでいると、日本マンガという重要な文化遺産を守って未来へ継承していくことも必要だと思いました。中野ブロードウェイはいつまでも残してほしい貴重な場所だと感じました。

「まんだらけアニメ館」では、アニメのセル画・台本・原画なども販売されています。ファンの方はもちろん、次世代のプロを目指す方にとっても貴重な商品が手に入る場所です。