[⑦注意点と情報&旅費編] 初めての北海道くるま旅2017
2017.8.18(金)~23(水)
家族で初めての北海道へハイエースでのくるま旅に行ってきました。
今回は最終回[⑦注意点と情報&旅費編]です。
前回までの記事はコチラ↓
[①計画編] 初めての北海道くるま旅2017
[②フェリー編] 初めての北海道くるま旅2017
[③到着後の車中泊地]初めての北海道くるま旅2017
[④1日目:宗谷岬方面] 初めての北海道くるま旅2017
[⑤2日目:旭川方面] 初めての北海道くるま旅2017
[⑥3日目最終日:旭山動物園~小樽方面] 初めての北海道くるま旅2017
目次
■セイコーマート
HP→ http://www.seicomart.co.jp/
北海道の道路を走っているとかならず目にする「セイコーマート」。「セコマ」や「セイコマ」の愛称で親しまれている北海道を代表するコンビニエンスストアチェーン。道内に1082店舗あり、茨城県と埼玉県にも出店されています。
歴史をみると、1号店が開店したのは1971年(昭和46年)でセブンイレブンよりも先だったとのこと!
一般的なコンビニとくらべて生鮮食品や酒類が充実していて品数が非常に多く、見たことのない商品がズラッと並んでいます。
アイスの種類は30種類以上もありますし、総菜やホットシェフという店内調理のあたたかい物もあります。
コンビニというより、規模の小さい近所のスーパー的な感じで、旅行中寄った時もご近所のおじいちゃんが日々のお買い物的な商品を¥6000位購入されていました。
北海道で作られたものを使って、北海道の工場で製造・流通しているプライベートブランドには安心感があります。
全国のコンビニエンスストアの中で顧客満足度1位を6年間のうち5回もとっているということです。
「お客さまのリクエストがあれば採算度外視で全力で応える」という企業姿勢が地元で大きく指示されているようです。
セブンや・ローソン・ファミマ他のコンビニが合併されていく現在のコンビニ業界では異色の存在です。
24時間営業に重視しない方針で郊外はもちろん都市部にあっても24時間営業でない店舗が多いようです。
北海道の旅行期間中、朝食やハイエース内で食べる夕食など何度も利用させていただきました♪
うちの地元でもしょっちゅう利用しているセブンイレブンもありましたが、セブンの品揃えはどの地域でもあまり変わりないので、セコマは目新しく新鮮な気がしました。セコマの歴史や企業姿勢などを知ってから行くと愛着がわきそうです。
■ガソリンスタンドと制限速度
北海道のくるま旅で気をつけることとして、ガス欠とスピード違反に要注意!と本やネットなどで載っていました。
燃料は半分で給油
広大な敷地の北海道、広さに対してガソリンスタンドが少ないのはわかりますが問題は都市部に集中しているため、牧場や森林地域に入ると100㎞近く走ってもスタンドが見つからないこともあるようです。
営業時間についても札幌市街を除けば24時間営業の店はほとんどなく、日曜日が定休日の所もあるとのこと。高速道路のSAも夜には閉店してしまうようです。
この情報を元に、うちもできるだけ半分になった頃ガソリンスタンドを見つけるようにし給油しておきました。
価格の安い店も気になりましたが、うちの場合は給油時にフロントガラスやハイエースのボンネット部(顔の部分)を水で流してくれたり、綺麗に拭いてくれるスタンドが非常にありがたかったです。
→北海道の道路を走っているととてつもなく虫が張り付いたり・つぶれたりして汚れます。それは自分の地元の比ではありませんでした。ウエットティッシュなどで気になると拭いたりしていましたが追いつかない感じだったので、給油時に綺麗にしてもらえるのが非常にありがたかったです。スタンドによってはフロントガラス~フロント部分をシャワーで洗い流してくれるスタンドもありました。
ホクレンSS
北海道農業協同組合連合会が北海道内で約280カ所展開しているガソリンスタンド。
50リットル給油すれば、利用価値の高いオリジナルの北海道地図をもらえる年があるそうです。(要確認)
今回は下記のポスターがフェリー乗り場などに掲示してありました。毎年夏に1本¥150で販売されるフラッグは人気なようです。フラッグは道内4エリアに色分けされていて、コンプリートを目指す人も多いようです。
この地でないと買えない限定品は心惹かれますね♪
制限速度に注意
北海道は国道が良く整備されています。高速道路のない地域もあるし、高速を使う必要性も少ない感じです。
信号の少ない道北・道東地方では100㎞・2時間が移動時間の目安になるとのこと。
北海道の道はまっすぐで走っていると気持ちよいため、気づくと意外とスピードが出ていたりします。
ネットやYouTubeでも北海道では制限速度に要注意ということがよく喚起されていたので、実際走っていてちょっと遅い?と思うこともありましたがマイペースで走っておきました。ただ、実際にうちのハイエースの後ろに数台の車が並んでいるし、追い抜かれることもしばしば・・・
しかし、やはり「流れに」同調しないほうがよいようです。道中、1度取り締まりをされている現場にも遭遇・・・
北海道は取り締まりが厳しく、土地勘のない者は気づくと手遅れで、特に町の出入り口は注意が必要だとのことです。
また信号機のないT字路で、つい信号が青のような錯覚をしてしまい、前の車が行ったあと発進した際左からの車に気づかず危ない目に合いました。車が少ない場所ならではの事故もありえそうで気が引き締まりました。
楽しいくるま旅も、取り締まりや事故などで楽しさが半減しないように注意したいところです。
■野生動物・虫
今回のくるま旅中にも野生の鹿やキタキツネなど何度かお目にかかることができました。普段ありえない環境に喜んだりしましたが、遭遇したのは明るい時間帯でした。
野生動物は朝・夕に行動することも多く、エゾシカは1頭現れると2頭目が続けて飛び出してくる可能性が高いそうです。オスは体重が140㎏、メス80㎏ほどあるらしく衝突すれば動物だけでなく車も大きな痛手をうけます。すぐに回避できるようなスピードと夜間の走行はとくに注意をする必要があるとのことです。
また夜間走行中「真っ暗闇」な場所が多く、ライトをつけていると虫がはんぱなくフロントガラスに当たってきます。
フロントガラスは虫の潰れた汁ですぐに汚れてきますし、うちのハイエースのネット状になっているバンパーグリルには蜂やバッタなど胴体の半分がはまり込んでいる状態に・・・(((゚Д゚)))
下記はさんざん雨にうたれ、ずいぶん綺麗になって帰宅してからのフロント部です。(少々閲覧注意↓)
ひどい時は矢印の状態があちこちにありグロイ状態でした。うちの車だけでなく宗谷岬の駐車場ではどの車も凄い状態でした。
ドライブ中に車を停めて外に出た際にも虫が飛んでいるところがあり、車の中に虫が入らないか気を使った場所もあります。
キャンプ場ではタープ内に虫が入って格闘したのは以前のブログの通り。朝の洗面台にも大きめの我や虫がたくさんいたり、露天風呂では虫が泳いでいたらしいです(主人談)
「そりゃ大自然なんやから虫や動物がいてあたりまえ!だから北海道なんや!!」とわかっていても、ふだんお目にかからない種類や量の虫がちょっと気になったのは正直な気持ちです。
キャンプ場に行くにはそれなりの準備も必要だし、車にも虫用のウィンドウォッシャー液やウエットティッシュやスプレーなどあると便利かな?と思いました。
■旅費・使ったお金 など
うちの家族:主人・私・長男(大学3年)・次男(中学3年)
8/18(金)~23(水) 船泊2日・現地3日間 おおまかな旅費をあげてみました。
新日本海フェリー<往復> ステートB2段ベット(4人部屋)¥197,600
高速代 ¥11,660
軽油 ¥16,677(153.89ℓ)
飲食代 ¥60,000
オートキャンプ場 ¥4,300
観光地入場料 ¥7,260
おみやげ ¥5,500
駐車場・お風呂 など雑費 ¥3,000
やはりフェリー代が大部分をしめている気がしますが、片道20時間もかけての移動になるため必要経費としては妥当かと思われます。ママ友には飛行機で行く方が安いと言われましたが、さまざまな事を考えても自分の家のくるまでの旅を選びたいと思いました。
飲食代はコンビニでの飲み物やおやつ、朝食などちょこちょことした物がかさばっていきます。
実際にはもっと地元のものを食べたかったのですが時間の都合等で食べられなかったことを思うと、予算的には安くすんでいます。
現地3日間はすべて車中泊なので宿泊代は¥0。1日のみオートキャンプ場を予約したので利用料がかかっていますが、時間的なことを考えると道の駅でよかったと反省でした。ただ、まわりを気にせず窓をあけて安心して寝れる場所という意味ではよかったです。
■まとめ
ハイエースを購入した時からの夢の北海道くるま旅。
終わってみれば走っている時間が長かったというのが正直な感想です。
しかし、北海道を走れること自体が憧れであったとも思うのではじめての北海道くるま旅はこれでよかったと思っています。
行くまではフェリーで20時間もかかるし、くるまでそんなに遠くまで行けるという想像ができませんでしたが、実際に行ってみて憧れの北海道が少し近い存在に感じました。
想像通りの素敵なところでした☆また必ず行きたいし、行ける気がします。
今回は家族4人がすべて大人料金になりましたが、今後主人との2人旅になると半額になりますし、また北海道くるま旅に行くのを楽しみにしたいです。
うちのハイエースでの車中泊、不便なところもたくさんあったのでそういう部分の快適化も考えて、これからもうちのハイエースでのくるま旅を楽しんで行きます~(^o^)
7回にわたる「はじめての北海道くるま旅2017」ブログにおつきあいいただきありがとうございました。
今後、北海道にくるま旅に行かれる方へ少しでもご参考になればと思います。